涌井 宏美氏 プロフィール
1960年2月9日 新潟県新潟市に生まれる
1982年頃の法政大在学中にアルバイトしていたアメカジショップが切っ掛けでファッション業界にどっぷりとハマる。
1982年になるとDCブランド、プレッピー等がブームの時期であり、氏のファッション業界へ本格的に足を踏み入れた時期でもある。
1984年 テイジンメンズショップ入社
現在でいうところのセレクトショップで、国内ブランドに限らず、ラルフローレンやポールスミス、マーガレットハウエル等、アメリカやヨーロッパを代表するブランドにいち早く触れる。
そこでは氏のファッションの基本中の基本と言えるトラディショナル・スタイルの基礎をこの会社で学ぶ。
伝統的なスーツの着こなしやオーダースーツの基本も学び深めていく。
1994年 あの伝説のブランド[jipijapa (ヒピハパ)]をセレクト
デザイナー加賀清一氏との結びつきを深めて行く
「普通だけど、ちょっと面白い」をキーワードに、1992年より個性溢れるコレクションを展開しているブランド《Jipijapa(ヒピハパ)》
ブランド名の由来は、パナマ帽に使われる植物、南米エクアドルで採られる葦(あし)のスペイン語の読み方から由来しております。
デザイナー加賀清一氏が昔訪れたニューヨークの帽子専門店で耳にしたその語感と綴りが気に入り名付けられました。1992年のブランド創設以来、「普通だけど、ちょっと面白い」をキーワードに、個性溢れる独自のコレクションを展開。チャイナカラーのシャツや防弾ベストに使われるケプラーの素材のセーターなどが代表作。モスキートネットを使用したウインドブレーカはOasisのリアム・ギャラガーがステージ衣装として使用しました。
998年 2月 テイジンメンズショップ退社
1998年 9月 [frequnt pax] オープン
[frequnt pax (フリークエント パックス)]
氏のこれまでの 基本としてきた トラディショナル・スタイル をベースにして、メンズを基本とした国内・海外問わないブランドをセレクト。
その中でもデザイナー加賀氏との深い交流とブランドの面白さに共感しつつ、メインのブランドとして提案。
その後、自身の趣味でもあった自転車(ロードバイク)の影響もあり、[narifuri (ナリフリ)]も展開。
吉祥寺の名店として幅広い層のお客様に支持される。
氏の人柄もあり、お客様同士でショップを介して強い結びつきを持つ独自のスタイルで数多くのファンを獲得
[衣装提供・スタイリスト等その他の活動]
2005年 綾小路きみまろ氏 衣装制作
2009年 スタイリストとしての活動も開始
2009年より 俳優 三浦 貴大氏の専属スタイリストとしても活動
2010年 三浦 祐太朗氏 ライブ衣装提供
2014年 パーソナルスタイリストとして一般個人のスタイリングを開始
2015年2月 惜しまれつつfrequnt pax (フリークエント パックス)閉店
2015年3月 3月 091(わくい)style officeスタート
フリーランスのスタイリストとして活躍の場を移す
雑誌・映画・TV等の著名な俳優・タレント等の様々なスタイリングを手掛ける
[パーソナルスタイリスト]とは?
一般個人のお客様に向けたファッションスタイリストです。
多様なシーンにおいて、初めて知らない人達に見られる場面は必ず訪れます。
お客様個人の立場においてそれは多種多様になります。
その時にどういう服装をしたら失礼が無いか、よく見えるか?等をお客様と密にコミュニケーションを取り、その場において最適なスタイリングを提案するお仕事です。
涌井氏によると洋服を着こなすという事は自分力を上げる事。
奇をてらった服を着る事が着こなすという事では無く、シンプルで清潔感のある第三者に対して不快感を与えない着こなしに、お客様の個性をプラスするスタイルをモットーとしています。
[最後に一言]
この様な多彩なキャリアによって現在スタイリストとして活躍されている涌井氏はとてもフレンドリーな方です!!
お客様の個人的なファッションに対する疑問や様々なシーンにおいてどういうスタイルが最適かアドバイスも頂けるのでROLにご来店頂いた時に涌井氏を見かけた際には、お気軽にお声掛け下さい。きっと素敵なアドバイスに加えて、楽しいお話が聞ける筈です!!